不動産業者のメルマガで本当に面白い物件は来ない

こんにちは、らいらいです!

不動産投資を行っている人は、毎日物件を探していると思います。

自分で不動産投資のポータルサイトを見るのも大事ですが、毎日はなかなか大変ですよね。

そこで、不動産業者が物件情報を送ってくれるメールマガジンに登録するという方も多いです。

では、そのメールマガジンで本当に良い物件が来たことはありますか?

ぼくは色んな業者のメールマガジンに登録していますが、登録して一度もメルマガ配信でぼくが購入に値する「良い」物件を見たことがありません。

不動産業者のメールマガジン

よく送られてくるこんな感じのメールです。

こんなのや

こういうの

 

どうでしょう?

購入したいと思える物件でしたでしょうか?

もちろん、メルマガでは多数の潜在顧客が見ているので明らかにダメな物件は送りません。

ダメ物件の送信はメルマガ解除や悪評に直結してしまうためです。

業者側もラッキーパンチを狙っているのである程度厳選していますが、購入に値するかと聞かれるとなかなか厳しいです。

業者の立場から

反対に業者の立場からも考えてみます。

業者がメルマガを送信する理由としては

  • 顧客との繋がりの維持
  • 面談へ誘導したい
  • 売れたらラッキー

この3つがあげられます。

メルマガで業者の本命物件を配信しない理由

メルマガでは、属性や身元のはっきりしない人が登録しています。

もちろんライバル業者が登録している可能性もあり、抜き行為といったトラブルが想定されるため、良い物件(すぐに売れる物件)はメルマガで流しません。

抜き行為がありうる中でメルマガで本当に良い物件を公開するのは、業者からするとリスクでしかありませんからね。

抜き行為とは
他社から得た物件情報を元に売主や買主を尋ね、大元の業者を「抜いて」自社で取引しようとすること。
この場合、メルマガで物件情報を集め、売主に直接掛け合って媒介契約を獲得しようとすること。

本当におすすめできる物件に関して、業者は各営業マンが該当しそうなお客に直接教えてしまいます。

属性や身元のはっきりしているお客だと打率が高いうえにトラブルもなく、手間が少ないからです。

抱えている顧客に紹介して売れなかった場合にメルマガで一斉配信です。

つまり、第一次販売で売れなかった残りがメルマガに流れています。

良い物件はどこにあるのか

購入に値する良い物件を得るには2通りの方法しかありません。

  • 自分で探して作る
  • 不動産業者と仲良くなる

自分で探して作る

自分でポータルサイトに載っている物件に指値をして、購入に値する条件にしてしまうパターン

空き物件や売却したい人のところに自分が直接出向き交渉して買うパターン

の2通りがあります。

後者は完全にプロレベルですが笑。

市場に良い物件が無いのであれば自分で作りだすという、アグレッシブさが求められます。

不動産業者と仲良くなる

良い物件を探すのはプロの業者に任せ、自分はその業者から紹介してもらえるようになることに注力するパターンです。

前提としてはその業者に自分の個人情報(年収、勤務先、投資戦略、資産背景など)を伝えます。

つまり「買える人」であることを不動産業者にアピールします。

この前提条件をクリアしたあとは、営業マンから見て紹介しやすいお客かが重要になります。

営業マンも人の子ですから、話の合いやすいお客やクレームの少ないお客を優先して紹介します。

 

らいらい
相手の立場に立って考えることが大事なんじゃー

ポータルサイトの条件登録はしておく

不動産業者のメルマガ登録にぼくはメリットを感じませんが、ポータルサイトで行える条件登録は別です。

楽待なら「物件メール便」、健美家なら「新着お知らせメール」と新しく登録された物件で条件に合うものはメールが届くように設定するのはおすすめします。

業者の主観に関係なく、淡々と条件に合致したものだけが自動で送られてきます。

その中からさらに指値をするなどして、自分で良い物件に作り替えるのが良い物件を購入する手っ取り早い方法です。

まとめ

本気で物件を買いたい人は不動産業者のメルマガは今すぐ解約してしまいましょう!

メールボックスの容量を喰うだけの電子データです。

メルマガの到着を待つだけの受動的な姿勢ではいつまでたっても良い物件は買えません。

本気で良い物件の購入を目指すなら

「指値を通して良い条件にする」「不動産業者と仲良くなり、個別で紹介される」

こういう能動的な行動が求められます。

 

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