こんにちは、らいらいです!
スルガ銀行による融資の問題もあり、融資が絞られてきました。
そうなると早めに利益確定の物件売却を行いたいところ。
が、実は物件の売却って簡単に見えてむずかしいんです。
売る人は当たり前のように「高く売りたい」ですよね?
でも、反対に買う人は「安く買いたい」と思ってます。
今日はこの相反する中で、どうすれば高く売れるのかを不動産屋が正直に伝えようと思います。
結論
先に結論から書いてしまいます。
これが、正解です。
一般媒介とは不動産を売却する際に不動産屋さんと結ぶ媒介契約のことです。この契約には「一般・専任・専属専任」の3種類があります。
一般媒介・・・複数社に依頼することが出来る
専任媒介・・・1社にしか依頼が出来ない
専属専任媒介・・・1社にしか依頼が出来ず、たくさんの誓約がある
不動産屋さんは大抵「専属専任媒介」をオススメしてきます。
が、ダメ絶対!
必ず一般媒介で3社に依頼しましょう。
その理由を説明してきますね。
一般媒介が良い理由
競争の原理が働くからです。
一般媒介では売主が複数の業者に売却を依頼しているのが前提になります。そのため、不動産業者は他社に先を越されないように本気で売却活動を行います。
よく他のサイトでは専任媒介をおすすめすることがあり、その中の言い分としては
「専任は報告義務などがあり、不動産屋がやる気を持って動いてくれる!」
・・
・・・・・
専任で依頼されないと本気で売却活動をしないような所が、本気で動いてくれると思いますか?
まともな不動産屋なら一般媒介でも本気で動きます。
一般媒介でお願いするのは3社まで
一般媒介では売主は複数の不動産業者に売却を依頼することが可能です。
それこそ1社、2社に留まらず100社でも。
しかし、たくさんの不動産業者にお願いすれば良いってものでもありません。
不動産屋の立場になって考えてみてください。
当たり前ですよね。
競合が99社もいるような競争が激しすぎる案件を手がける理由がありません。
不動産屋のぼくがやる気を出すギリギリのラインが3社です。
他社にお願いするとしても3社までにしましょう。
4社以上への依頼は相当良い条件の不動産でもない限りやる気が失われます。
専任、専属専任媒介で起こりうること
専属以上の媒介契約を結ぶ際に良く行われる手口です。
以下は本当に現場で行われている事実です。
高い査定金額を出して媒介契約を取りに行く
【業者の建前】
うちにお任せ頂ければ○○○○万円で売れますよ。
当社の顧客に丁度似た条件で探しているお客様がおりまして・・・
他社ではこんな高い値段は難しいと思いますね。
是非弊社に専任媒介で任せてください!
【業者の本音】
うへへ・・・こんな高い値段で売れるはず無いのにwww
3ヵ月程寝かせて弱気になったところで本格的に動こうwww
寝かせる
【業者の建前】
いやー、この価格では中々反響来ないですねー。
当社の見込み客もこの物件の売却を頂く前に買ってしまったばっかりだったので・・・
どうでしょう?ちょっと値下げして出しなおしてみませんか?
【業者の本音】
これで売り側の仲介手数料は確保!!!
やったね!!
おまけ:極悪不動産屋の場合
場合によっては、レインズにも出さず購入希望者にも紹介せず時間だけを稼ぎ・・・
これで相場より安く買い叩き、あとは相場で売るだけ。
あら不思議、不動産屋はあっという間に数百万円儲かりました。
こういう手口もあることは知っておいてくださいね。
一括査定サービスは売却時にはめっちゃオススメ
売却するなら一般媒介で3社にお願いするのが良いことはわかったと思います。
では、実際にどこの3社にお願いするのが良いのでしょう?
ぼくなら一括売却査定サービスを使います。
売却であればレインズを通常使うことになりますのでどの不動産業者にお願いしてもあまり変わりません。
レインズに載せてもらえば日本中の不動産業者が物件情報を手に入れることが出来ますからね。
ただ、すまいValueでは大手不動産業者の6社に不動産の売却査定をまとめてお願いすることが出来ます。
業界トップの不動産会社なので、単体でも十分な顧客を抱えており相当数の該当顧客を網羅できています。
ぼくならこの中から2社、あとは地元の不動産会社1社の合計3社に売却依頼をかけますね。
まとめ
不動産を売却するときは一般媒介契約で3社までにお願いする。
これだけは覚えていってください。
不動産は誰かがババを引く仕組みになっています。
あなたにババは引いて欲しくありません。
不動産価格が融資の影響により陰りが見えてきている中、もし売却を考えているのであれば早めに逃げ切りましょう。