こんにちは、らいらいです!
できるだけ楽に、たくさんお金を稼ぎたいと思ったことありませんか?
ぼくは大学生のときに稼ぎたいと思って、フィギュアの転売をしていました。いまは「せどり」とも言うみたいです。
プロフィールでも簡単に触れていますが、ぼくが最初にやっていたものはフィギュアの転売です。
良い利益率だったのですが、今では全く転売をやっていません。
転売ビジネスをはじめたきっかけとやめた理由です。
目次(クリックでジャンプ)
はじめたきっかけ
もともとぼくは、オタク寄りです。高校時代はどっぷりと浸かり、徹夜でゲームをやって修学旅行に遅刻したことがあるぐらいです。
オタク文化が好きですし、そういう友人がたくさんいます。
そんな高校の友人からコミケでバイトして欲しいと言われた事がきっかけでした。
正式にはコミックマーケット。
夏と冬の年2回行われる、日本最大(世界最大)規模の同人誌即売会。
3日間で50万人を動員するイベント。
人気のある作家の作品はコミケ開場直後から長蛇の列になり、すぐに売切れてしまうことが多々あります。
その友人は買いたい作家の作品が多数あるみたいですが、本人だけだと並べるのは1箇所のみ。
そこでぼくに代わりに並んで欲しいとのことです。
そのときのバイト代は日給(午前中のみ)で5000円でした。
らいらい:「本一冊500円とかだよね?ぼくにバイト代払ったらすごい高くない?」
友人:「いやいや、ネットオークションや店舗でも出てくるけど転売されてて高いからね。」
友人:「結局手伝ってもらったほうが安いし、複数買えるから。」
らいらい:「へー」
ピコーン!
その夜、ヤフオクを見てみると、ぼくが代わりに買った作品が10倍近い値段で出品されていました。
オタク市場は「金のなる木」であることを実感しました。
やってみた
商材の選定
ただ、オタク市場はジャンルも多く、幅広いです。
本やフィギュアといった商品の種類から二次創作、美少女、BLといった分野もあります。
やみくもに買っても売れないと思い、ジャンルを絞りました。
美少女系フィギュアです。
フィギュアは商品数が本より少なくなります。
供給が少なく、需要は固い。手堅い商材だと見込んだのです。
仕入れ
フィギュアに絞ってイベントを探しました。
フィギュアが中心のワンダーフェスティバルやトレジャーフェスタに参加し、数量限定物を中心に仕入れました。
商品限定物ならばここでしか手に入りません。
地方にいる人でイベントに参加できなかった人は、どうやってでも手に入れたいだろうと考えたからです。
そして、実際その読みは当たりました。
1つの実例です。
この当時ラブプラスという恋愛シミュレーションゲームが流行しました。
姉ヶ崎寧々(あねがさき ねね)というキャラクターのフィギュアです。
※写真と実際に販売したものは異なります。
8,000円で購入したものが、24,000円で売れました。
売れると楽しい
ぼくはリアルマネーやゲーム内通貨に関わらず、お金を稼ぐのが楽しくて大好きです!
メイプルストーリー(ゲーム内)でぼろ儲けをした頃でもあったので、遊びの延長で転売をしていました。
自分の読みが当たって、その数倍の値段で売れていくと何ともいえない高揚感を覚えます。
さらに、自分自身が興味ある分野だったのでのめり込みました。
しかし、1年ほどで完全に手を引いてしまいました。
やめた理由
手間が多かった
やめた1番の理由です。
単純に労働になってしまいました。
会場に朝から並んで仕入れ、家に帰って出品、落札されたら梱包・発送。これの繰り返しです。
限定物なのでのんびり構えていたら間違いなく売り切れてしまいます。
始発の便で会場に向かうこともありました。
全体にかけている時間と利益を割り戻すとバイトよりちょっと良いぐらいです。
ぼくは楽に手間を減らして稼ぎたいのに、目指す働き方・稼ぎ方から離れていきました。
稼げる期間が限定的だった
数量限定物を扱うイベントは年に数回しかありません。
つまり確実に儲けを得られるイベントは年に数回しかなく、利益に天井が見えてしまいました。
別の商材(本やカメラ)も1度検討したことがありますが、フィギュアほど興味を持てず断念しました。
ブームを過ぎると厳しい
同じ商品を一気に出品すると値崩れを起こすので、少しずつネットオークションに出します。
在庫を捌くペースは遅いですが、着実に利益を積み重ねてきました。
しかし、予想外の出来事が。
当時大学生で、留学の申請を出したところ、申請が通ってしまい在庫を捌ききらないまま留学しました。
留学が終り、帰ってきたときには扱ってたジャンルのブームが終わっていて、残ったのは仕入れた在庫の山でした。
実家でやっていたので、親からの文句がひどく、処分をして手を引きました。
この時ほど、ホリエモンが言っていた「ビジネス4原則」を実感したことはありません。
これ以来、在庫を抱えない事業を中心にしています。
まとめ
今でも真面目に取り組めば利益が得られるビジネスだと思います。
現在は本やカメラ、ブランド物を古物商を取ってやる手法がよくネットでも広告されています。
やり方しだいではまだまだ稼げる分野でしょう。
ぼくには、あまり向いていなかっただけのようです。