こんにちは、らいらいです!
この本は不動産投資に興味を持ちはじめたけど、どこから勉強したらいいのかわからない人のための本です。
初心者が陥りやすい間違いや疑問点に丁寧に答えています。
その数、なんと「80」!!
この本を読んで、全て理解できたらもう不動産投資初心者は卒業です。
不動産投資 1年目の教科書: これから始める人が必ず知りたい80の疑問と答え
目次(クリックでジャンプ)
3行で内容紹介
- あらゆる質問に回答
- 各章ごとに結論付き
- 本についてくる特典が便利
読んでみて
詳しくは本を手にとると分かりますので簡単に。
初版は2013年ですが、今でも十分通じる内容です。
「最初に買うなら区分所有と一棟物件のどちらを選ぶべきですか?(P73)」
この質問、ぼくもよく受けます。
ぼくは区分も持っていますが、一棟をおすすめしています。
筆者とほとんど同じ意見です。
規模を拡大すれば多少のアクシデントは吸収することができるため安定感が増し、入居率も予想どおりの数値に収束しやすくなります。(P74)
規模を拡大していきたい人は、土地が広く、固定資産税評価額が高く、築年は古すぎず、場所もよいところ、という銀行評価の高いスタンダードな物権を買い進めていくべきです。(P76)
加えていうなら、区分は儲かりにくかったです。中古区分を持ってるぼくが断言します!
あと、新築区分は絶対ダメですよ!
→【実例付き】ダメ。ゼッタイ。新築ワンルーム投資は地獄への片道切符!
「なぜ不動産投資では、借入を起こすことが重要なのですか?(P133)」
これもまた、ぼくと完全に一緒です!!
不動産投資をする最大唯一の理由は、金融機関からの融資が受けられることです。
他人から低利で借り受けた資金で高い賃料利回りを得られ、また、1度借りてしまえば、物件価格が値下がりしても返済を迫られることはありません。
融資を受けずに何かに投資をしろといわれたら、私は不動産は買いません。(P133)
他人のふんどしで投資ができるとROIがとんでもないことになります。
こんなに回収率のいい投資をぼくは他に知りません。
「利回り20%を超える地方物件が魅力的に見えますが、どうでしょう?(P58)」
ここがぼくと筆者の違いでした。
筆者は賃料と値上がり益をバランスよく狙ったコアプラス型投資を提唱しています。
ただ、筆者は地方高利回りを否定しているわけではありません。
ハイリターンに見合った、ハイリスクになっているので気をつけるようにということです。
高利回りの地方物件は、理想どおりに運用ができれば、都心の物件よりも収益率は高いものの、入居率や修繕費用、売却価格が予測しにくいため、収益の振れ幅(すなわりリスク)が大きいといえます。そして、それをコントロールするのはオーナーの経営能力であり運でもあります。
ぼくは、属性が低かったため地方高利回りでキャッシュフローの蓄積を優先しています。
ここらへんはそれぞれの資産背景や属性によって異なるので、自分に合った方法を見つけていってください。
読み終えて考えた事
今日台風の中、久しぶりに読み直しました。
ぼくが不動産投資に参入したときにこの本があれば。。。と何度思ったことか。
「区分か一棟か」「建物の減価償却の話」ここら辺は先に知っていれば、あんなに苦労しなかったのにと思いました。
各章ごとに筆者の結論をまとめて書いています。
筆者がまとめている結論は是非、本を手にとって確認してください。
本の特典についているエクセルの収益シートだけでも、本を買う価値はあります。
税制の更新・修正までされていて、かなりの力の入れようです。
まとめ
初心者がよく抱く質問をまとめて、Q&A方式で回答しています。
そのため、読み直すときや調べたいときも目次から要点をすぐ見つけ、調べることができるので便利です。
もちろん中級者以上の方でも、自分の戦略や方針を見つめなおすのに使えます。
今回、ぼくは書評を書いていて改めて感じました。
ぼくの思考、行動に大きく影響を与えていた本です。
この本を読んで目指せ脱・初心者!
不動産投資 1年目の教科書: これから始める人が必ず知りたい80の疑問と答え
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