こんにちは、らいらいです!
「なまけもの」って聞くとどういうイメージを抱きますか?
ニート、無職、ろくでなし・・・
いいイメージなさそうですよね。
でも、資産運用においては「なまけもの」こそ向いていると思います。
なまけものとは
なまけものは怠ける人のこと、漢字で書くと「怠け者」です。
怠けるを国語辞書で調べると
労力を惜しんで、物事を一心にはしない。課せられた仕事や勉強などをまじめに行わない。おこたる。ずるける。
言葉の雰囲気からしてダメ感出てますね笑。
勤勉とは正反対の存在です。
なぜ、「なまけもの」がいいのか
言葉の意味を調べるとやっぱりいい印象のない、なまけものです。
なぜ資産運用においては「なまけもの」がよいのでしょう。
理由1:強い感情や熱意を持っている
「なまけもの」はある強い感情・熱意を持っています。
強い感情・熱意は成功する人が必ず持っているものです。
なまけものが持つその感情・熱意は・・・
「働きたくない!」
「楽をしたい!」
この強い気持ちが成功へと導きます。
理由2:効率化を考える
「なまけもの」は最小限の労働力で最大限の結果を求めます。
資産運用において、この効率は非常に大事です。
無駄を省き、レバレッジを効かせた仕事ぶりになります。
その結果、少ない投下資金で最大限のリターンを得るようになります。
理由3:細かくチェックしない
「なまけもの」はめんどくさいことが嫌いです。
いちいち暴落した、暴騰したなどと市場の変化にとらわれません。
1度購入したものは上がるまで待つ。
これこそ資産運用の王道である長期積み立て投資の基本です。
理由4:得意なこと、好きなことだけに集中する
「なまけもの」は得意なことや好きなことしかやりません。
自分が苦手なことや嫌いなことは最初からやる気もせず、やらないからです。
もし「なまけもの」が資産運用を好きになったら鬼に金棒です。
ますます、結果を出していくことでしょう。
おまけ:こんな理論も発表されている
ドイツの司令官ハンス・フォン・ゼークトの言葉です。
有能な怠け者は司令官に、有能な働き者は参謀にせよ。
無能な怠け者は、連絡将校か下級兵士にすべし。
無能な働き者は、すぐに銃殺刑に処せ。
【解説】
「有能な怠け者」は有能であるが故に事の是非を決することができる。
そして、怠け者であるが故に他人を用いて任せることもできるので上に立つ者として最適である。
「有能な働き者」は事を判断することはできるが、働き者であるが故に他に任せきることができない。
よって、上に立つよりも参謀として輔佐する立場が適当である。
「無能な怠け者」は自分で判断できないし、自ら動こうともしない。
よって、命ぜられたことをそのまま遂行する立場に適任である。
「無能な働き者」は自分で適切な判断もできないのに、勝手に動く。
これは、余計な事をして迷走する者である。
「良い」なまけものと「悪い」なまけものがある
ただし、全てのなまけものが良いわけではありません。
良いなまけものは楽をするために工夫をします。
悪いなまけものは何もしない。
まさに、怠惰を求めて勤勉にいきつきます。
矛盾しているように聞こえますが、有能ななまけものは自分の作業を楽にするためにめんどくさがらずに学習します。
まとめ
ぼくも怠惰を求めて勤勉に行き着いてしまったタイプです。
働きたくなさ過ぎて、どうにかできる方法はないかと考えて考えて・・・
勉強しました!
勉強も行動しないなまけものはダメですよ。
なまけものになるために学び、行動できるなまけものになりましょうということでした。
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