こんにちは、らいらいです!
メイプルストーリーって知ってますか?私が高校生の頃どハマりしたネットゲームです。
ネットゲームって親世代は時間の浪費など否定的な意見も多いですよね。
だけど、ぼくはこのネットゲームを通じてお金を稼ぐ楽しさを知りました。
ネットゲームで強くなりたい
ネトゲを進めていくと序盤はさくさく倒せるのに、中盤以降どんどん強いボスが出てきますよね。かといってレベルを上げているだけでは時間がかかりますし、それでも相手が強すぎて倒せなかったりします。
大体倒しているのは強い装備を持ったプレイヤーたち。このプレイヤーたちは課金して装備を強化したり強いアイテムを購入していました。
つまるところゲームの世界でも強くなるにはリアルマネーが必要でした。
しかし当時ぼくは高校生。お小遣い制のときにゲームに課金する余裕はありません。ここで資本主義の壁にぶちあたり貧富の差を実感しました。
僕もどうにかして強くなりたい!仲間と一緒に強いボスを倒したい!良い武器が欲しい!
じゃあ、稼ごう
と思い至りました。
フリーマーケットという機能
大体どのゲームにも市場という機能が備わっています。メイプルではプレイヤー同士が自由に価格を決めてアイテムの売買が出来るフリーマーケットという機能がありました。
モンスターからドロップした書や武具をプレイヤー同士メル(=ゲーム内通貨の名称)でやり取りしていました。
もちろんぼくもモンスターを狩りレアドロップも目指してました。しかし、レアというからにはドロップ率0.01%以下という世界です。いくら狩りをしていても出ないときは出ません。
しかも強い装備ほど強いボスからドロップします。倒せないから強い装備を買いたいのに本末転倒です。
そうすると雑魚敵を倒してちょびちょび稼ぐというのが主流でした。しかし、これでは稼ぐといっても自分の労力を使って(狩り)いるので稼ぐ額には限度があります。
そこで手っ取り早く、楽に稼ぐにはを考えました。
転売に手を出す
ある日フリーマーケットを見ていたとき、「これ明らかに市場の相場より安いな…」というアイテムが見つかったりするわけです。
そう。ぼくはそれをメルで買って相場の値段で売りなおしました!
もちろん最初は資本金(持ち金)も少ないです。あまり高いアイテムは買えません。でも、何回か売買を繰り返していくうちにメルが貯まっていきます。それで、より金額の大きいアイテムを買えるようになります。
気づくとそこそこ強いアイテムを買えるだけのメルを持っているようになりました。
仕組みを作るという発想
これに味をしめたぼくはもっと楽に、もっと大金を稼ぎたい欲望にとらわれました。
転売ではそこそこ儲かることがわかった。しかし、相場でしか売れないのであれば利益は限られる・・・
もっと高く売るには、自分が価格を決められるようになればいい。
買い占めて独占だ!
早速独占に向けて準備をはじめました。
大量にドロップするものは買い占めるのが大変、というか無理。必然的にドロップ自体がめずらしいもののみが対象になります。
買い占めている時期は黙々と仕入れに注力します。周囲にばれないようにこっそりと。
市場に出回らないレベルで対象のアイテムを見ることがなくなったところでぼくの出番です。
ぼくは仕入れ値の5倍以上の値段で売り出しました。
販売を開始して以降、ぼくの決めた値段よりも安く出ていれば、どんな値段でも買い占めてました。しばらくすると周りもぼくの決めた値段で売っています。
ついに価格の決定権を持つまでになりました。ぼくが相場でした。
結局アカウントで持てる上限までの大金を稼ぎきりました。
ビジネス思考を学ぶ
ぼくはこの転売でたくさんのビジネス思考を学べました
価格は需要と供給で決まる。
数が少なく、人気があるものほど価格は高い。
数が少なく、人気が無いものはそこそこの価格。
数が多く、人気があるものはそこそこの価格。
数が多く、人気が少ないものは価格が安い。
再投資によって雪だるま式に稼ぐことが出来る。
転売で得た利益をさらに投資に回すことで、莫大な利益を得ることができる。
需要のあがりそうなものを想定する。
ネットゲームではパッチがあります。強くなりそうな職業が使う装備やアイテムを予想し事前に買い占めました。
ターゲットを絞る
ターゲットはお金に余裕のあるプレイヤーのみとしました。
メインキャラを別に持っていてサブキャラとして楽しんでいる人はお金もあります。そういうプレイヤーはお金に糸目をつけませんでした。
ブランディングの大切さ
このアイテムはこのお店でしか扱ってない、ここに行けば必ずある。これらをアピールすることでリピーターも増え、継続的な販売に繋がりました。
まとめ
ネットゲームからぼくはたくさんのことを学びました。
当時遊んでいた時は「ゲームなんて将来何の役にも立たないぞ」と言われていたのですが、ここでの体験がなければ今のぼくはいなかったかも知れません。
このゲームでお金を稼ぐ楽しさを覚え、それがリアル社会でもお金を稼ぎたいという思考に変わっていきました。
ネットゲーム内だけでなく現実世界でもお金持ちになりたかったら早めに資産運用しよう!