こんにちは、らいらいです!
不動産投資をはじめると決めたら、物件情報を入手しなければなりませんよね。
昔は不動産会社を訪ねて紹介してもらうというのが一般的でしたが、現在は不動産投資物件をまとめたポータルサイトがあります。
ネットでの情報収集だと不動産屋まで出向く必要もなく、効率的に情報を収集することが可能です。
一方で、現在はどれを見ればいいのか分からないぐらい乱立しています。
各ポータルサイトの特徴と探し方のおすすめです。
※画像クリックで該当ポータルサイトへ飛びます。
目次(クリックでジャンプ)
楽待(らくまち)
国内最大規模の投資物件ポータルサイトです。
2017年10月現在、物件掲載数64,000件!
唯一不動産投資ポータルサイトの運営で上場している企業です。
特徴
- 提案サービスが便利
- 掲載物件数最多
- キャンペーン豊富
物件数、利用者数、使いやすさNO.1を自負しているだけあって、初心者でもとっつきやすいつくりになっています。
また、不動産業者から提案が来る「提案サービス」が最大の特徴。
こんな感じ。
ちなみにこのサービスが楽待の由来となっています。探す人は楽に待つだけ、で、楽待だそうです。
健美家(けんびや)
楽待に並ぶ大手ポータルサイトです。
2017年10月現在、物件掲載数43,000件!
特徴
- 著名なコラムニスト多し
- ターゲット層が比較的高属性
- 投資家交流会を開催
楽待と同様、提案メールサービスがあるが、同じ物件が送られてくることもあるのでどちらか片方に登録で十分。
楽待とトップ争いをしていた時期もありましたが、抜かれてしまって以来、次点に位置している。
区分系にたまにいいのがあるイメージです。
ぼくが買った区分も健美家に掲載されていたものでした。
不動産投資連合隊
一時、テレビで軍隊系キャラのCMを流していました。
不動産投資ポータルサイトで恐らく最古参。
2017年10月現在、掲載件数6,500件
特徴
- 存在が地味
- 北海道(苫小牧・函館)が強い
- 物件アクセス数ランキングが面白い
最古参ながら存在が地味。だが、楽待や健美家に登録されていない物件が掲載されていることがある。
使いやすさはお世辞にも良いとはいえない。
アクセス数ランキングがあり、みんながどういう目線で物件を探しているのかわかるのが強み。(よい物件とは言ってません。)
○○(地名)不動産連合体で複数のサイトがあり、一部地域において無類の強さを発揮しています。
例:札幌不動産投資連合隊、熊本不動産投資連合隊など
アットホーム投資
総合不動産ポータルサイト。
投資に限らず、賃貸から居住用の一戸建て売買まで全てのジャンルを扱っている。
特徴
- 使いにくい
- 掘り出し物が見つかる
- 中級者以上向け
残念ながら、使いにくさはレインズを彷彿とさせるレベルでひどい。が、最も掘り出し物件が見つかりやすい。
残念ながら使いやすさは他のポータルサイトと比較すると使い勝手がよくない。チェックボックスが小さかったり、新着物件のメール受け取りに有効期間があるなど。
不動産投資専門の会社よりは、地場の不動産業者が加入していることが多い。
そのためATBBシステムによりレインズと連動された掘り出し物件がたまに見つかる。
E-LIFE
http://www.e-life.jp/investment/
近年急成長中。
2017年10月現在、掲載件数20,000件!
特徴
- 不動産投資連合隊と似た雰囲気
- 高利回りが目立つ
- 物件アクセス数ランキングが面白い
近年勢力を伸ばしつつある。たまに目を引く物件の掲載がある。
メールで希望条件を設定すると、割と該当する物件が送られてきやすい。
なぜかは不明だが高利回りも良く見かける。
不動産投資博士
伊集院光をイメージキャラクターとして活用。
会員登録しないとまともに物件を検索できない。
特徴
- 伊集院光
- 会員登録必須
- 不動産会社との連携が上手
伊集院光氏をよく押してくる印象。サイト自体は親しみやすさもあり、使い勝手は悪くない。
こちらもここ数年で成長が目立っているポータルサイトです。
関連サイトが多く賃貸経営博士などのサイトが役に立っています。
不動産会社の自社HP
大手含め地場の小さな不動産会社のホームページです。厳密にはポータルサイトではありませんが。。。
数が多すぎて登録が大変ですが、不動産投資ポータルサイトを使っていない不動産会社も多く(特に地方)掘り出し物件が眠っている可能性が高いです。
特徴
- 掘り出し物件が眠っている可能性が一番高い
- 数が多すぎて把握しきれない
- 大手経由じゃないと買えない物件もある
大手の不動産会社のサイトにはポータルサイトで出てこない物件も多いです。
が、囲い込みされていたり、既に契約先が決まっているものがHPに表示されることもあります。
ぼくが50万円で買った一戸建てはポータルサイトを利用していない地場の不動産会社の自社HPで見つけました。
自分の物件を買いたいエリアが決まっているならば、絞って集中的に登録してみるのもいいです。
ポータルサイトの正しい使い方。
物件情報を探すためだけに使っていませんか?
それだけじゃもったいないです。
実は他に2つ大切な使い方があります。
それは
1.相場観を養うこと!
毎日物件情報に触れることで、市場の動きや相場観を身につけることができます。
例:売れ残った物件が値下がりし続け、ある価格帯で見なくなった。(=売れた)売れた価格が市場の相場です。
この相場観を養うことで、掲載された物件や不動産会社から紹介された物件の良し悪しを瞬時に判断することが出来るようになります。
よい物件が出てきたときは他の不動産投資家と激しい争奪戦を繰り広げることになります。
判断が出遅れた時点で、その物件取り合い競争からの脱落が確定です。
2.自分と相性の良い不動産業者を探すこと!
物件問い合わせすると、あなた自身の個人情報を不動産会社に提供することになります。
という心配をする人がいます。考え方を変えてください。
営業をかけられてスタートですよ!
こういう心配するあまり、自分の個人情報を出さない人が多々います。
個人情報を出さなければ確かに営業されないですが、物件を見つけるペースが遅くなります。
不動産会社は身元を明かさない顧客に優良物件の紹介とかありえないです!
不動産業者の協力を得ずに、最初から良い物件、規模の拡大は目指せません。
対等な立場で不動産会社を上手く利用する心つもりでポータルサイトから問い合わせしましょう。
おすすめの登録先
正直全部に登録して、毎日物件検索して欲しいというのが本音です。
が、そこまで手間をかけられない人が多数だと思います。
その場合は、自分が使いやすいと思うポータルサイトに登録すれば十分です。
もし、ぼくが無理やり絞って使うとしたら
- 楽待
- アットホーム投資
- ELIFE
でしょうか。
裏話
業者から見たポータルサイトの価値
業者にとってポータルサイトは反響を得るのがメインの場所です。
なので掲載物件は玉石混合です。
実は掲載した物件を売ろうと考えているところはあまり多くありません。掲載している物件が売れたらラッキーぐらいに考えています。
不動産会社の中の人は大抵、他に売りたい物件があり、そのための顧客情報収集に使っています。
ポータルサイトに出てくる物件の中にも稀に良い物件も紛れていますが、あまりあてにしないでください。
不動産会社から紹介・提案されるのを待つほうが良いこともあります。
楽待が業界トップな理由
不動産投資ポータルサイトというと現在は断トツで楽待です。
ユーザビリティが優れているのはもちろんですが、トップを取るために楽待が戦略をとっていたのがよくわかります。
掲載物件数NO1になるために、不動産会社が参加しやすい掲載料金になっています。他社と比較すると豊富な掲載プラン、数分の1という圧倒的な安さです。
あと話題づくりが非常に上手いです。
貧乏人は見るな!という強烈なサイト。(現在は公開が終了しています。)
製作会社の製作過程は残ってました。
→こちら
賛否を呼びましたが、まとめサイトにも取り上げられるなど非常に話題になりました。
なるべくしてなった結果でした。
番外編
REINS(レインズ)
知る人ぞ知る、不動産投資業界最高峰のポータルサイト。
特徴
- 宅建業者しか利用できない
- 情報の川上
- 使いづらい
宅建業者しか使うことが許されておりません。
ぼくは宅建免許持って営業もしておりますので、もっぱらレインズで探しています。
まとめ
ネット検索は非常に地味で根気がいる作業です。
これを毎日欠かさず続けられるかはあなたの不動産投資で成功したい熱意次第です。
ただ、ぼくの知っている大家さんたちは全員、継続力と行動力に優れています。
初心者こそ毎日ポータルサイトを検索して、物件を探すことから始めてみましょう。