こんにちは、らいらいです!
FXのスワップ運用派が使う通貨は主に5つあります。
トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド、ニュージーランドドル、オーストラリアドル
ぼくはこの中でトルコリラをオススメしています。
目次(クリックでジャンプ)
各種比較
政策金利とスワップポイント
スワップポイントの前提として各国の政策金利が元になります。
政策金利とスワップポイントを同時に比較してみました。
国名 | 政策金利 | スワップポイント |
---|---|---|
トルコ | 8.00% | 105 |
メキシコ | 7.00% | 15 |
南アフリカ | 6.75% | 170 |
ニュージーランド | 1.75% | 45 |
オーストラリア | 1.50% | 40 |
注1:私が使っているGMOクリック証券を基準に算出しています。
メキシコペソは取り扱いが無いのでマネーパートナーズの数値を参考にしています。
注2:南アフリカランドは10万通貨でのスワップになります。
スワップポイントが政策金利に比例していないと思いましたか?
これは1通貨あたりの円換算が異なるためです。
1通貨あたり円換算額
通貨単位が違うので単純にスワップポイントのみの比較は出来ません。
1万通貨購入するにあたり必要な日本円の金額が異なりますからね。
そこで最低取引通貨単位分を円に統一して計算してみました。
通貨名 | 円換算(2017年9月) |
---|---|
南アフリカランド | 8.49円 |
トルコリラ | 32.02円 |
ニュージーランドドル | 78.90円 |
オーストラリアドル | 87.59円 |
メキシコペソ | 6.17円 |
同一基準になったため、これで利回りを計算します。
利回り
分かりやすく全ての通貨を円換算した最終的な比較です。
国名 | 1万通貨購入時の必要日本円 (南アフリカは10万通貨) | 年間スワップ想定 (1日スワップ×365日) | 実質利回り |
---|---|---|---|
トルコ | 320,200円 | 38,325円 | 11.9% |
メキシコ | 61,700円 | 5,475円 | 8.87% |
南アフリカ | 849,000円 | 62,050円 | 7.30% |
ニュージーランド | 789,000円 | 16,425円 | 2.08% |
オーストラリア | 875,900円 | 14,600円 | 1.66% |
最も利回りが高いのはトルコリラとなりました。
とどめに欲しいスワップ額から逆算してみた
スワップだけで暮らす場合を各通貨で想定しました。
ぼくなら1ヶ月あたり最低15万円は欲しいです。
トルコリラの場合
15万円÷30日=5,000円(1日あたり)
5,000円÷105円(1万通貨)=47.6
つまりおよそ47万6千リラを持てば毎月のスワップ収入が15万円になります。
47.6万リラ×32.02円(1リラ)=15,241,520円
メキシコペソの場合
5,000円÷15円(1万通貨)=333.3
333.3万ペソ×6.17円(1ペソ)=20,564,610円
南アフリカランドの場合
1日あたり5,000円のスワップがあればよいので
5,000円÷170円(10万通貨)=29.4
294万ランド×8.49円(1ランド)=24,960,600円
ニュージーランドドルの場合
5,000円÷45円(1万通貨)=111.1
111.1万ドル×78.90円(1NZドル)=87,657,900円
オーストラリアドルの場合
5,000円÷40円(1万通貨)=125
125万ドル×87.59(1AUドル)=109,487,500円
トルコリラが圧倒的ですね。オーストラリアドルの7分の1以下です。
さらにレバレッジを3倍でやるならば500万円ちょっとでこの水準に達します。
まとめ
新興国通貨は政治情勢や世界各国の動きの影響が大きく値動きが激しいです。
すべてをトルコリラで運用するのは流石にリスクが高すぎるのでおすすめしませんが、これからの成長率を考えると日本以上に将来性があります。
ぼくは他の通貨にも多少分散しながらトルコリラメインで運用しています。
トルコリラメインならばGMOクリック証券がスワップも高く、使いやすくておすすめです!
スワップメイン派のオススメの運用方法はドルコスト平均法による長期積み立てがおすすめです。
ぼくが分散している他の通貨