こんにちは、らいらいです!
ついこの間の9月28日、クラウドファンディング大手のオーナーズブックを運営するロードスターキャピタル株式会社が上場しました。
クラウドファンディングの草分け的存在です。中でも最大の特徴は不動産案件へ特化している点です。
不動産大好きならいらいとしてはずっと注目していました。
実はぼくもこっそりとオーナーズブックの岩野社長とフェイスブックでつながってたりします。きっかけは飲食つながりでしたが。
今回は、話題のクラウドファンディングの解説と「OwnersBook」の特徴についてまとめます。
目次(クリックでジャンプ)
クラウドファンディングって何ぞや?
群衆(Crowd)と資金調達(Funding)を合わせた造語で、不特定多数の人からインターネットを通じて資金を調達することです。
寄付型、購入型、投資型、融資型と大きく4つに分けられます。
事業者は銀行を介在することなく、不特定の人から銀行よりも安く資金調達出来たり、理念に共感した人を集めて資金調達することができます。
また出資者は銀行に預けるよりも良い利率で運用が可能になったり、理念に共感した事業者を出資という形を通じて応援することが出来ます。
2014年に金融庁による規制緩和を受けて、この3年程で広がりを見せています。
オーナーズブックの特徴
不動産案件に特化したクラウドファンディング
元来、不動産投資は多額の元手が必要でしたが、そのハードルを大きく下げ、個人投資家でも十分に参入可能な一口1万円からの投資を可能にしています。
また、不動産投資は必ず仲介手数料や登記費用といった収益を生まない経費部分がありますが、その部分をカットし1万円から投資した不動産のオーナーもしくは質権者になることができます。
こういった手軽さから不動産投資に興味はあるけど諦めていた人や手軽に始めてみたい投資家から人気を集めています。
また、J-REITと異なり、全ての投資案件に不動産担保がついています。
そのため、万が一債務不履行や倒産があっても担保物件を売却することで資金の回収を図ることが可能です。
投資した額全てが回収不能になる可能性は極めて低いでしょう。
不動産鑑定士をはじめとしたプロによる厳選
2012年に創業したロードスターキャピタルですが、総合不動産会社としてコーポレートファンディング事業や、仲介コンサルティング事業、アセットマネジメント事業など多岐にわたって展開しています。
不動産投資が初めてという人には安心の、プロに任せた運用が可能となっています。
会社として宅建業はもちろん、第二種金融商品取引業・助言代理業者、総合不動産投資顧問業者登録をしています。登録していれば安全安心というわけではありませんが、ないよりか信頼性が増します。
これまでの実績
オーナーズブックは2014年に開始されました。
2017年9月30日までで募集された案件件数は70件で、成立件数は69件でした。
東京の案件が69件で千葉県が1件だけありました。
成立した募集総額は26億7700万円です。
利回りは4.5%~14.6%で推移しています。
現在までの貸し倒れは0件です。
おすすめ理由
利回りが高い
オーナーズブックを運営するロードスターキャピタルは主に転売で稼いでいます。
「仕入れた物件をさらに高値で第三者に販売する」という、やっていることは昔ながらの不動産屋とあまり変わりありません。実はクラウドファンディングが利益の柱ではなかったんですね。
そのため、物件によっては予定より早く高い値段で売却が出来る場合があります。
その際は期限前償還とされ、出資者に還元されていました。場合によって確定利回り14.6%となった案件もありました。
当初の予定よりも早くお金を返すこと。
この場合、出資者が出資したお金が予定より早く返ってくる。
都内の不動産投資で14%を超える案件は現在の市況ではまずありません!
経費が安い
口座開設や口座管理に手数料は発生しません。全て無料で出来ます。
かかる経費としては、銀行から指定の口座に送金する際の「振込手数料」と出金する際の「300円」だけ!
もし自分で実物不動産を買うなら仲介手数料や登記費用などもっと経費がかかってしまいます。
自分で案件を選べる
J-REITと異なり、各案件ごとに募集をしています。
自分が出資してみたい案件を選んで、その都度申し込むことが出来るので、自分の知らない間に違う案件に資金が回されていたということもありません。
まとめ
会社設立から5年で東証マザーズ上場してしまうこの勢いすごいですね!
この上場で集めた資金で更なるサービス向上の可能性があります。個人的にはこれからエクイティ型(投資型)の案件の募集を行うとのことで非常に楽しみです。
また一人の事業家として岩野社長は尊敬しており、ますますの発展に期待しています。
これからますます注目を集めるであろう「OwnersBook」から目を離すことが出来ません。